その検査は必要なのか。希望を奪われそうなABR(聴性脳幹反応)検査

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今日、お昼に仕事中の主人からlineがあった。

病院から連絡があってドキッとしたと。

病院からの連絡は心臓に悪い。

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病院からの連絡の内容

病院からの連絡は、「今日脳幹の検査をする」という連絡でした。

「耳が聴こえているかの検査だそう」と。。。

夜には結果を教えてもらえるようですと。

 

その時は、そうか。。。と思いましたが。。。

時間とともに沸々と不安がわきあがり、その検査と連絡の意図を考えました。

 

その検査は。。。必要なんだろうか。

 

その検査の結果を主人1人に?

 

病院に電話をしようかと思いましたが。。。怒りと悲しみで言葉で上手く言えそうになくてできませんでした。

 

思い立った時には主人はすでに病院へ到着した様子でした。

 

夜に、面会に行った主人から連絡が入りました。

 

行った時間帯のせいなのか、スタッフが近くにいなかったので聞けなかったとのこと。本当のことを言っているのかと少し疑いました。

 

心配させないように隠しているんじゃないかと。

 

検査の連絡があった時のことを詳しく聞いてみました。でも主人は検査結果について期待をしているようなことを言いました。

 

悪い結果だったとしたら、毎日通って話しかけている主人の気持ちが崩壊してしまうんじゃないかと。。。

 

ABRは聴力の検査だけど。。。

 

怖くて調べることすらできませんでした。でも調べるまでもなかった脳死の確定診断の一つだ。。。。神様はこんなところでもちゃんと先回りしてた。

 

在宅では絶対やらないこと。脳外科に10年いたけど立ち会ったことがあるのは1人だけ。

 

ドナーの意思表示があった方の確定診断。

 

私は仕事をしていた時に、よくご家族に言っていた言葉があります。

 

「耳は最後まで聞こえています」と。。。

 

その心のよりどころを奪う検査に何の意味があり、私たちにそれをどう伝えるつもりなのか。。。

 

今まで話しかけてたり音楽を聴かせていたけど聴こえていませんでしたとでも言われるのだろうか。今後、話しかけても聞こえていません、でも気持ちは伝わりますとでも言うつもりだろうか。。。

 

でもこれを書いていてこうも思った。

 

音による脳への刺激を減らして苦痛を軽くするためだと。。。

 

辛すぎるけど、それなら仕方がないと思うしかない。

 

先回りして知ってしまうのは辛いけど、それもこう思う。

 

主人だっていつメンタルが崩れてもおかしくない。。。私が先に崩れたことで、今度は私がしっかりできればと。

 

私は主人より先に心の準備をしてるだけだ。これもこうちゃんがくれた時間。

 

ありがとな。考える時間をくれて、待ってくれてるんやな。ちゃんと伝えに行くからな。

 

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